中国、海軍強国の夢に向けて着々と前進―英メディア

Record China    2012年2月18日(土) 11時17分

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15日、米国が財政難から海軍規模の縮小を打ち出す一方で、中国は新たなドック型揚陸艦を完成させ、海軍強国の夢に向けて着々と計画を進めている。写真は中国海軍の軍事演習。

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2012年2月15日、英ロイターによると、米国が財政難から海軍規模の縮小を打ち出す一方で、中国は新たなドック型揚陸艦を完成させ、海軍強国の夢に向けて着々と計画を進めている。16日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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中国海軍は1月下旬、4隻目となる071型ドック型揚陸艦(排水量2万トン)を進水させた。世界の目は中国初の空母「ワリャーグ」に向いているが、軍事アナリストは「中国の世界に対する影響力アップにより直接的な意義を持つ」と評価する。また、研究機構・China Sign Postの軍事専門家も「非戦闘時の役割から見れば、空母よりも意義がある」と話す。

国際戦略研究所海上安全研究員のクリスチャン・ミエール氏は「強大な大型水陸両用作戦艦隊を持つことは、中国の遠征能力への渇望を示している。海外へ軍事力を配備しようと考えるなら、水陸両用戦艦が必要になる」と分析する。

071型ドック型揚陸艦には、兵士800人とホバークラフト、装甲車、ヘリコプターなどの搭載が可能。中国海軍は最大で8隻の071型ドック型揚陸艦を配備する計画を持っていると見られており、軍事アナリストは「水陸両用戦艦は戦時に有効なだけでなく、平和時には海外で働く中国国民80万人の保護に役立つ」と話している。(翻訳・編集/HA)

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