日本の鉄道会社、酔っ払い対策で職員にすぐに外れるネクタイ支給=中国ネット「余計に相手を怒らせるのでは?」

Record China    2018年4月1日(日) 23時30分

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31日、中国版ツイッター・微博に、酔っ払い対策のため、日本では鉄道会社がすぐに外れるネクタイを職員に支給していることを紹介する投稿があった。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年3月31日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、酔っ払い対策のため、日本では鉄道会社がすぐに外れるネクタイを職員に支給していることを紹介する投稿があった。

投稿者は、国土交通省の統計を基に、16年度に全国で鉄道の乗客による暴力事件が825件発生し、4年連続で800件を超えたと紹介。このうち、電車に乗り遅れたことに腹を立てて職員に暴力を振るうケースが多かったという。

統計によると、暴力事件は乗客の多い大都市に集中しており、16年度の825件の暴力事件のうち、東京都が264件、神奈川県が95件、大阪府が65件となっている。また、酔っ払い客による暴力事件が504件と全体の61%を占めている。

酔っ払いは鉄道職員の胸ぐらをつかむケースが多いため、東急電鉄では職員のために「すぐに外れるネクタイ」を支給したと投稿者は紹介。胸ぐらをつかまれるとネクタイがすぐに外れるようになっており、その場を逃れることができる。

これに対し、中国のネットユーザーから「ケンカしようという時に、こんなネクタイに遭遇したら、相手は余計に怒るんじゃないか?」「これは全然根本的な解決方法になってない」「対処療法であって根本治療ではないな。本当に殴るつもりならネクタイがなくてもやっぱり殴るだろう」などのコメントが寄せられた。

また、「ごめん、この『人に優しい設計』にはちょっと笑ってしまう」「これは意味のない所に創造力を発揮している」「ハハハ!日本人の思考回路というのは時々理解に苦しむ」などおかしく感じたユーザーも多かったようだ。(翻訳・編集/山中)

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