<米大統領選>中国政府はロムニー推し=対中強硬派をあえて支持する理由―英紙

Record China    2012年2月19日(日) 5時53分

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12日、英紙サンデータイムズは記事「ごめんなさい、大統領=北京はロムニーを支持します」を掲載した。対中強硬派のロムニー候補こそ、中国政府の意中の人だという。写真は米議会議事堂。

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2012年2月12日、英紙サンデータイムズは記事「ごめんなさい、大統領=北京はロムニーを支持します」を掲載した。

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内政不干渉の原則があるといえども、中国政府には就任を期待する意中の米大統領候補がいる。中国ネットユーザーの期待と表面的な中国政府の立場から見ると、オバマ米大統領こそ中国の要求に応える人選に見える。ましてや共和党予備選でリードを保つロムニー候補は「就任初日に中国を為替操作国に認定する」と発言した対中強硬派だ。

だが、実際にはロムニー候補こそが中国が期待する大統領候補だ。なぜならばニクソンなど米国の保守系政治家は伝統的に人権や世界観などで中国との共通点を多く持っているからだ。むしろオバマ大統領が再任すれば、貿易問題や雇用問題で中国との衝突は激化することになるだろう。

戦略的な問題に目を向けても、オバマ政権は「アジアへの回帰」戦略を進め、ミャンマーから日本海にいたるまで中国の影響力への抑止策を次々と実行してきた。もしオバマ大統領が再任すれば、それらの策は「収穫期」を迎えることになる。こうした背景を考えれば、中国政府がロムニー候補に一票を投じるのは間違いないだろう。(翻訳・編集/KT)

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