「グローバル化が進んだ経済体」香港が2年連続トップ、日本は40位―英会計事務所

Record China    2012年2月21日(火) 5時58分

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16日、会計事務所のアーンスト・アンド・ヤングはエコノミスト・インテリジェンス・ユニットと共同でグローバル化指数を発表。香港が2年連続で世界60地域の首位に輝いた。写真は香港。

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2012年2月17日、人民網日本語版によると、会計事務所のアーンスト・アンド・ヤングは16日、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットと共同でグローバル化指数を発表した。その結果、香港のグローバル化の程度が、2年連続で世界60地域の首位に輝いた。

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アーンスト・アンド・ヤングの香港・マカオ地区の陳瑞娟(チェン・ルイジュエン)主管パートナーは、「香港は引き続き世界でグローバル化が最も進んだ経済体となったが、これは主に文化の統合性、貿易の開放程度、資本流動の3方面での優れた成績によるもの」と指摘した。海外の投資家は香港を中国本土へ投資を行うための重要な窓口としており、中国本土の企業も香港を国際市場進出の足がかりとしている。

同指数は、貿易の開放程度、資本流動、科学技術交流、人材流動、文化の統合性を調査対象とする。香港は中国および外国からの多くの観光客により、文化の統合性で9.3ポイントの高得点を獲得し世界一となり、貿易の開放程度と資本流動は2位となった。科学技術交流は9位、人材流動は12位とやや振るわなかった。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットは昨年11月、グローバル企業の役員1000人を対象に調査を行い、経済体そのものによるグローバル化の程度や国際社会からの認可の程度を、統計結果により反映した。アイルランドとシンガポールが2年連続で2位と3位につけ、アジア太平洋地域でも14の経済体がランクインした。韓国は29位、中国本土は39位、日本は40位となった。(編集/TF)

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