2012年2月20日、中国紙・環球時報は、ドイツメディアが最近、「中国人投資家が5年前に約束した空港建設計画をいまだに実現させていない」と大げさに報道し始めたと報じた。

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環球時報によると、18日付シュレースヴィヒ＝ホルシュタイン新聞が「中国人に対するとても長い待機」と題した記事で、中国人投資家の[广/龍]玉良（パン・ユーリアン）氏が5年前、メクレンブルク＝フォアポンメルン州に1億ユーロ（約105億円）を投資して国際貨物ハブ空港を建設すると約束したのに、いまだに実現させていないと報じた。パン氏は当時、この投資計画の実現により、「1000人以上の雇用創出」も可能だと述べ、地元を大いに期待させていたという。

同紙の記者が実際に建設予定地を取材したところ、管制塔はすでに出来上がっていたが、滑走路の建設計画は何度も先送りとなっていた。辺りは静かで工事を行っている様子は見られなかった。そのため、記事は、「パン氏が約束を果たすまでには、まだまだ長い時間を待つことになりそうだ」と締めくくっている。（翻訳・編集/NN）