日本が世界金融危機の次なる「誘発点」に―米誌

Record China    2012年2月24日(金) 5時58分

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23日、米誌は、ウォールストリートで日本が世界金融危機の次なる「誘発点」になるとの見方が広がっていると報じた。写真は日本円とユーロ。

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2012年2月23日、米誌フォーチュンは、ウォールストリートで日本が世界金融危機の次なる「誘発点」になるとの見方が広がっていると報じた。中国紙・経済参考報が伝えた。以下はその内容。

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欧州債務危機が一息ついたばかりだが、ウォールストリートは日本が世界金融危機の次なる「誘発点」になるのではないかと心配し始めている。日本経済は衰弱し、借金の額もすでにギリシャを上回る水準に達しているからだ。

ウォールストリートでは今、日本の債務危機が爆発を起こす日に備え、日本国債のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の買い入れが活発化している。ニューヨークとロンドンの取引所でも職員が「最近の日本国債のCDS指数は135bp前後で、利回りより100bpほど高い」と話している。

日本の債務爆弾が明日すぐに爆発するわけではないが、現在の日本のCDS価格は1年前より50%高くなっている。ウォールストリートでは、日本政府がもはや返済能力を持ち合わせておらず、史上最大規模のデフォルトを引き起こす可能性が高まっているとみているようだ。

日本の政府債務残高は対国内総生産(GDP)比235%に達し、今なお上昇を続けている。その危機的状況は他国と比べるとよくわかる。米国は同98%、かなり緊迫した状況とみられるギリシャでも159%、ポルトガルは110%前後にすぎない。(翻訳・編集/NN)

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