中国山東省徳州市で4月6日、強風によりマンションの外壁がはがれ、下にあった車に落下するトラブルが起きた。これについて地元メディア・徳州新聞網は8日の報道で、管理会社側の管理不足を指摘している。

6日の強風により落下した外壁の残骸で車のフロントガラスが割れるなどの被害が確認されている。幸いにも負傷者は出ていないが、付近の住民の不安は解消されていない。というのも、同マンションの別の棟で3月16日に同様のトラブルが発生し、住民らが管理会社に対応を求めていた。その後も管理会社側の対応が見られず、4月6日に再度外壁がはがれ落ちる事態が発生した。

7日には作業員の姿が見られたが、報道では弁護士の見解を紹介し、「3月の時点で対策を講じるべきだった。車の修理代は管理会社が負担すべき」と伝えている。（翻訳・編集/内山）