人民網日本語版 2018年4月12日(木) 13時30分
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科学の発展により、人工知能技術のメディア業界への進出がさらに進んでいる。そしてこのほど、一風変わった美人アナウンサー2人が日本の二大テレビ局に登場した。写真はNHK。
科学の発展により、人工知能技術のメディア業界への進出がさらに進んでいる。そしてこのほど、一風変わった美人アナウンサー2人が日本の二大テレビ局に登場した。
NHKで夜に放送されている「ニュースチェック11」では4日、「ニュースのヨミ子」さんというバーチャルリポーターが初登場し、約5分間のニュースを読み上げた。
「ニュースのヨミ子」さんはAR(拡張現実)技術に基づいて制作された。流暢にニュース原稿を読み上げているのはアテレコしているからではない。事前に同社に所属するアナウンサーに大量のニュース原稿を読んでもらい、録音した音声データを10万語の音素に分解し、人工知能のディープラーニングシステムを通して、「ニュースのヨミ子」さんにアナウンサーの「動作」などを徐々に習得させている。そのほか、「ニュースのヨミ子」さんは事前のトレーニングで日本各地の地名を学習し、各地の方言も習得しており、まさにアナウンサー業務に適任といえる。
「ニュースのヨミ子」さんが登場した日、日本最大の民間放送局・日本テレビのバラエティー番組の中で、美人アンドロイドのアオイエリカ(AOI ERICA)が登場した。今年23歳になるアオイエリカは京都大学と大阪大学の共同研究により開発された。アオイエリカは最先端の人工言語システムを搭載しており、見事な対話技術を習得している。また、14台の赤外線センサーで現場の環境をチェックすることが可能で、周囲の人たちの反応を調べ、人間の感情を正確に識別し、自ら表情を変化させる。
実際のところ、アオイエリカがアナウンサーとして登場する以前にも、デパートのショーウインドウやアパレル店の店員としてアンドロイドはすでに長年活躍してきた。現在ではすでに1万人以上の人たちと双方向なやり取りを行っている。これらのアンドロイドを開発した研究チームは、多くのデータを収集しており、「アオイエリカがメディアで活躍できるようになったのは、大量の情報の受信と処理を同時に行える音声識別システムがここ数年で開発され、人工知能の対話技術が今までにない領域に達しているからだ」とした。(提供/人民網日本語版・編集/YK)
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