Record China 2012年2月28日(火) 9時58分
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27日、「死んだはずの女性が6日後に生き返った!」。土葬の前日に棺桶から起き上がった広西チワン族自治区の95歳女性が話題になっている。
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2012年2月27日、広西チワン族自治区で「死後6日で生き返った」女性が話題になっている。広西新聞網が伝えた。
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広西チワン族自治区北流市六楼村に住む95歳の黎秀芬(リー・シウフェン)さんは独り暮らし。近所に住む陳慶旺(チェン・チンワン)さん一家が黎さんの食事や買い物などの面倒をみていた。2月1日、黎さんは朝の散歩の途中で転倒し頭を打ち、往診に来た医師により軽い脳震盪と診断され、安静にするよう言われた。
17日朝、朝食を届けに黎さん宅を訪れた陳さんは、ベッドに寝たままの彼女を発見。大声で呼びかけても体を揺さぶっても反応せず、呼吸もしていない黎さんを、陳さんは「死んだ」と判断。彼女の体はまだ暖かかったが、それは布団が厚いせいだと考えた。黎さんの葬儀は親切な陳さん一家がとり行うことになり、吉日の24日に土葬することに。「遺体」は19日に棺桶に入れられた。その際、ふたに釘は打っていなかった。
23日朝、陳さんが黎さんの家に行くと、棺桶のふたが開いて「遺体」がなくなっている。仰天した陳さんが他の住民たちと大騒ぎして遺体を探していると、当の黎さんが自宅の台所に立っていた。「目が覚めたらおなかがすいていたから」と、おかゆを作っていた黎さんは元気そのもの。黎さんは一時的に仮死状態に陥っていたと考えられる。すぐに土葬されなかったことが幸いした。ただし、土葬する前に故人が生前に使用していた家財道具をすべて燃やすことが現地の習慣であるため、黎さんの持ち物は陳さんが用意していた寿衣(死装束)のみ。事態を知った村の政府や住民たちが、すぐに米や布団、衣服、生活用品などを黎さんに届けたという。(翻訳・編集/本郷)
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