Record China 2018年4月13日(金) 14時20分
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日本最東端の南鳥島周辺の排他的経済水域に世界需要の数百年分に相当するレアアースが存在することが分かったが、コストが高過ぎると指摘されている。資料写真。
2018年4月12日、環球網によると、米ウォール・ストリート・ジャーナルは11日、日本でレアアースが見つかったが、コストが高過ぎると伝えた。
日本最東端の南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)に、世界需要の数百年分に相当するレアアース(希土類元素)が存在することが分かった。
レアアースは多くの先端技術や製品の生産に欠かせないが、世界生産量の9割を中国が占めているのが現状だ。2010年に中国が尖閣問題をめぐりレアアースの対日輸出を制限したことをきっかけに、日本は中国への依存を警戒するとともに状況の打開を図ってきた。
そうした中、南鳥島周辺海域での試掘で見つかったレアアースは、ハイブリッド車などの強力な磁石に使うジスプロシウムでは世界需要の730年分、レーザーなどに使うイットリウムでは780年分に相当し、期待が高まっている。
しかし、記事は「深海からレアアースを取り出すコストは極めて高くなることが予想される。専門家も取り出す方法は今後の課題になる」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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