南京事件の否定発言受け、名古屋への渡航禁止令?江蘇省報道官が否定―中国メディア

Record China    2012年3月1日(木) 6時15分

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28日、名古屋市の河村たかし市長が南京事件を「なかったのではないか」とした発言を受け、中国・江蘇省政府が省職員の愛知県渡航を禁止したと報じられた。これについて、江蘇省政府外事弁公室の報道官は、複数メディアによる報道を否定した。

2012年2月28日、名古屋市の河村たかし市長が南京事件を「なかったのではないか」とした発言を受け、中国・江蘇省政府が省職員の愛知県渡航を禁止したと報じられた。これについて、江蘇省政府外事弁公室の報道官は、複数メディアによる報道を否定した。新華日報の29日付の報道。

日本の一部メディアの報道をまとめると、江蘇省はこのほど内々に出した通達で、省職員、南京・蘇州・無錫・南通など省内主要都市の市職員や省内の国営企業職員に対し、今後3カ月以内の愛知県渡航を禁じた。3〜4月には江蘇省と愛知県の間で多くの交流行事が予定されていたが、それらも中止になったとしている。

なお、同省の省都・南京市は名古屋市と姉妹都市の関係にあったが、こちらも21日に公的交流の一時停止を発表している。前出の報道官は「両市の交流停止は支持するが、省職員の愛知県渡航は禁じてはいない」としており、市レベルでの関係中断については肯定している。(翻訳・編集/愛玉)

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