Record China 2018年4月16日(月) 7時30分
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14日、中国メディアの華夏時報は、韓国・サムスン電子製スマートフォンの中国市場でのシェアが1%を割り込み「風前の灯火」状態だと報じた。写真はサムスン製スマートフォン。
2018年4月14日、中国メディアの華夏時報は、韓国・サムスン電子製スマートフォンの中国市場でのシェアが1%を割り込み「風前の灯火」状態だと報じた。以下はその概要。
サムスン電子は業績を落としている中国市場へのてこ入れを行ったが、シェア縮小を止めることができていない。
米市場調査会社ストラテジーアナリティクスの最新の統計によると、17年第4四半期の中国スマートフォン市場におけるサムスンの販売数は980万台で、11年以降で初めて1000万台を割り込み、シェアは0.8%にまで減少した。13年第2四半期には20%ものシェアを持っていた。
サムスンは昨年、中国市場でのシェア回復に向け一連の組織改革を実施した。消費者目線での効率化を図ったが、期待した効果は上がらなかった。サムスンは今後、発表したばかりの新機種ギャラクシーS9を軸にシェア回復を図ることになる。
だが、ローエンドからミドルレンジでは華為(ファーウェイ)やOPPO、Vivo、小米(シャオミ)などコストパフォーマンスに優れる中国メーカーに、ハイエンドでは人気の高い米アップルにそれぞれ包囲されている。サムスンの業績回復は難しい状況だ。(翻訳・編集/岡田)
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