<続報>複数の嬰児を路上に遺棄、保険院職員の犯行と判明―山東省徳州市

Record China    2012年3月1日(木) 15時31分

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2月29日、中国・山東省徳州市の路上で複数の嬰児の遺体が発見された事件で、遺体を遺棄した人物が特定された。写真は遺棄現場。

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2012年2月29日、中国・山東省徳州市の路上で複数の嬰児の遺体が発見された事件で、遺体を遺棄した人物が特定された。齋魯晩報の報道。

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28日早朝、徳州市内の路上で清掃員が発見した嬰児の遺体。道端や側溝に複数が遺棄されており、周辺では「医療廃棄物」などと書かれたビニール袋や人名らしきものを記したビニール袋も発見された。その中にも複数の嬰児の遺体がしまわれてあり、全部で8体が確認された。その他に8体の胎芽も発見されている。

29日、これらを遺棄した人物が判明。市衛生局の発表では、徳州市婦人児童保健院の職員が、同院で死産で生まれてきた嬰児らを個人的な判断で遺棄したものだったという。同院の徐冠英(シュー・グワンイン)院長はこれらの事実を認めたうえで、この職員をすでに解雇したことを発表。職員の関係者らも停職処分とし、事情を聞いている。

徐院長は死産の嬰児について、「当院が引き取った遺体はすべて火葬にしている」とし、今回の事件は遺族との取り決めに反して遺体の適切な処理を怠ったものだと説明している。(翻訳・編集/愛玉)

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