転機を迎えた中国、人民日報が改革の決意示す論説記事を掲載―香港紙

Record China    2012年3月2日(金) 19時59分

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1日、香港紙・明報はこのほど、人民日報記事を取り上げ、中国共産党の改革の決意を示すものと論評した。中国が転機を迎えつつある今、改革を表明した意義は大きいと評価している。写真は広東省深セン市に掲げられたトウ小平の写真を使った街頭看板。

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2012年3月1日、香港紙・明報はこのほど、人民日報記事を取り上げ、中国共産党の改革の決意を示すものと論評した。中国新聞社が伝えた。

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問題の人民日報記事は「批判されることになろうとも危機を回避しなければならない」とのタイトル。改革開放路線を堅持することを表明した1992年のトウ小平・南巡講話から20周年を記念した連載の一環であり、「不完全な改革になろうとも、改革しないことによる危機を回避しなければならない」と訴えた。

急成長を続けてきた中国も今、転機を迎えようとしている。その背景には、経済構造転換の時期を迎え、また既得権益層に消極的な抵抗、世界金融危機に伴う中小零細企業の苦境、さらに中国にさらなる「改革開放」を求め、国際ルールの順守を迫る国際社会などの状況がある。

このタイミングで中国共産党が改革の意志を表明した意義は大きい。もっとも具体的な内容については今後の推移を注視する必要があるだろう。(翻訳・編集/KT)

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