Record China 2012年3月3日(土) 6時5分
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1日、中国でマイクロブログに夢中になる人が増えている。
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2012年2月27日、シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズは、中国におけるマイクロブログマニアの生活への影響について報じた。3月1日付で環球時報が伝えた。
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中国でマイクロブログにのめり込む人が増え続けている。ユーザー数は前年比で3倍増。約70%のユーザーが毎日早朝か寝る前にアクセスしている。昼間、仕事中や学校でもずっとマイクロブログを見ている人もいる。トイレで書き込みをする人や携帯電話の機種をマイクロブログが使いやすいものに買い換える人までいる。
60%のユーザーがマイクロブログの閲覧や書き込みで時間を浪費している自覚がある。北京大学のある学生は1日6時間アクセスしているという。会社で経理を担当している黄風邪徳(ホアン・フォンダー)さんはいい例だ。「マイクロブログで注目されると自分は人気があるような気がするが、現実社会では友達が少ない。フォロワーは500人。実際に会ったことのない人ばかりだが、注目されるのは気分がいい」と夢中になっている理由を語る。
心理学者の劉昭(リウ・ジャオ)氏は、マイクロブログマニアで心配なのは、ネット依存症の傾向だという。「ネットゲームにハマる人と同じで、マイクロブログに夢中になるのは自傷行為みたいなもの。リアルな世界での付き合いが犠牲になり、交際範囲を狭め、現実的な感覚が狂いやすい」とし、マイクロブログをやりすぎると睡眠不足になり昼間元気が出なくなり、しまいには突然怒りだすなどの影響がありうると指摘。依存症になるのは簡単で、最初は1日に数回しかアクセスしていなくても、いつの間にか長い時間を費やすようになると警告している。(翻訳・編集/渡邊英子)
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