Record China 2012年3月3日(土) 10時14分
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2日、陝西省楡林市のあるホテルでは「愛のお粥」と銘打った活動を開始してまもなく2周年を迎える。市内に展開する3店舗で毎朝、1200人分の朝食を無料配布し、生活困難者や高齢者に配布して地元市民に喜ばれているという。
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2012年3月2日、陝西省楡林市のあるホテルでは「愛のお粥」と銘打った活動を開始してまもなく2周年を迎える。市内に展開する3店舗で毎朝、1200人分の朝食を無料配布し、生活困難者や高齢者に配布して地元市民に喜ばれているという。チャイナフォトプレスの報道。
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早朝6時。市内の紫靖城ホテルのキッチンでは、3人の調理師がせわしなく働いていた。お粥や肉まん、それに添える小皿料理を準備するのは彼らにとって日常の一部となっている。7時になるとホテルの前にはテーブルを並べ、零下7度という寒さの中、あたたかい朝食を待ちわびている人々は行列をつくりはじめる。
無料の朝食を受け取るのは主に、高齢者と低収入層の人々。このサービスを発案した3人の調理師はいずれも低所得層出身で、自分と同じような境遇の人たちを助けたいとの思いを抱いている。2年間、毎朝このサービスを続けることで、ホテル側の出費は100万元(約1300万円)にも及んだというが、彼らは可能な限りこのサービスを続けていきたいという。収益にはならないかもしれないが、結局はホテルのイメージ向上にもつながる訳で、こうした善意はめぐりめぐって、愛を分け与える側のもとへ返っていくことだろう。(翻訳・編集/愛玉)
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