中国からNASAにハッキング、国際宇宙ステーションの重要情報も流出の可能性―米国

Record China    2012年3月3日(土) 12時34分

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2日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は中国のハッカーが米航空宇宙局(NASA)のコンピューターシステムに13回侵入したと伝えた。写真は中国・酒泉衛星発射センターの特殊燃料供給ステーション。

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2012年3月2日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、中国のハッカーが米航空宇宙局(NASA)のコンピューターシステムに13回侵入したと伝えた。

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2月29日、米上院の科学宇宙科技委員会に出席した米航空宇宙局(NASA)のポール・マーティン監察長は、NASAのジェット推進実験室が2011年、13回にわたり中国からのハッキングを受けたことを明かした。

ハッキングはシステムの全コントロールを奪われる深刻なもので、データのコピー、削除に加え、ハッカーが独自にソフトウエアをインストールしていたという。そのソフトウエアを使って、150人以上の高官を含むNASA職員の個人データが盗み出された。

また2009年4月から2011年2月にかけ、NASAでは48台のノートパソコンやスマートフォンなどの機器が窃盗被害に遭っている。2011年3月に盗まれたノートパソコンには国際宇宙ステーションをコントロール可能な情報まで含まれていたほか、今後の宇宙開発計画に関する機密情報も含まれていたという。(翻訳・編集/KT)

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