Record China 2012年3月4日(日) 11時10分
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1日、江蘇省の南京師範大学文学部で、授業開始前に学習委員の学生が教室内全体を撮影し、その写真に写っている学生を出席とする新しい出欠確認がスタートした。写真は南京師範大学。
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2012年3月1日、江蘇省南京市の南京師範大学文学部で学生の授業出席を写真で確認するという新方式がスタートした。2日付で揚子晩報が伝えた。
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代返を頼んだり出欠確認後に教室から消える、いわゆる「サボり学生」をなくすため導入された画期的ともいえる点呼方法は、各クラスの学習委員が授業開始前の教室内をくまなく撮影し、写真に写った学生の姿から出席を確認するというもの。提出する写真は1〜3枚程度で、担当教師も写った鮮明なものが必要に。学習委員は無断欠席者の氏名、学生番号、授業名、担当教師名を記録。15分以上の遅刻も欠席とみなされる。授業を休む場合は決められた届出用紙に理由などの必要事項を記入し、担当教師のサインをもらって提出しなければならない。学習委員は毎週金曜日の午後6時半から午後8時半の間に、1週間分の写真と記録を大学の共産党青年団委員会に提出するという。
この新しい出欠確認の方法に対して、多くの学生が反対を唱えている。「学生が授業をサボるのは、授業が無意味だから」という学生は、「電子教材をただ見せるだけの授業なら、テスト前にそのコピーを見ればすむ」と話す。「史上最も厳しい出欠方法」「出欠確認で授業出席を促すなんて本末転倒。教師が授業のレベルを上げるべきだ」との意見も。また同大学の教師たちも「今の大学はあまりにも行政化が進み、行政的思想に染まりすぎている」と指摘。「授業が学生たちにとって興味深く有益なものならば、授業をサボる学生は自然といなくなるはず」と主張し、新方式には否定的な考えを示している。(翻訳・編集/本郷)
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