Record China 2018年4月18日(水) 20時10分
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18日、日本の公務員が122回目を迎えた伝統のボストン・マラソンで優勝したとのニュースが韓国で話題となっている。資料写真。
2018年4月18日、日本の公務員が122回目を迎えた伝統のボストン・マラソンで優勝したとのニュースが韓国で話題となっている。
韓国・ハンギョレは「17日に米国で開かれた第22回ボストン・マラソンで、日本の公務員ランナー川内優輝(31)が2時間15分58秒で優勝した」とし、「強風と雨が伴う寒い天気の中で開かれた今大会での日本人の優勝は、1987年の瀬古利彦以来31年ぶりの快挙」と伝えている。
また、川内選手について「高校までは陸上をしていたが、成績不振や負傷により大学ではマラソンサークルに入った。大学卒業後も陸上の実業団ではなく公務員の事務職を選択し、埼玉県庁の同好会ランナーとして活動した」と紹介。さらに、「意外にもマラソンで頭角を現し、公務員ランナーとして有名に。11年2月の東京マラソンでは2時間8分37秒を記録して10分の壁を破り、14年の仁川アジア大会では銅メダルを獲得した」と伝えている。
最後に記事は、ボストン・マラソンで優勝した直後、川内が「僕の人生で最高の日。ここはボストンで、世界最高のレース」と言って涙を見せたことにも触れている。
その他の韓国メディアも「公務員ランナーがボストン・マラソンを制覇」「日本の公務員ランナー、寒さと雨風のボストン・マラソンでびっくり優勝」「日本の公務員ランナーがボストンまで征服!」などの見出しで、その驚きを伝えている。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「素晴らしい日本人に惜しみない拍手を!」「事務職が世界最高のランナーだなんて信じられない」「言い訳ばかりしていた自分を反省」「彼は人間界の真の勝者だ」「感動した。川内選手の人生が映画化されるに一票」「彼のような人が体育の先生になるべき!特別に採用してあげて」など驚きや称賛の声が相次いでいる。
また、「人並外れた努力が見える。韓国にも彼のような選手が必要」「夢を叶え続ける姿が素晴らしい。韓国企業も残業を減らし、職員が退勤後に何かできる勤務条件を整えてほしい」などと訴える声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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