日本の寿司まで…ナッツ姫一家が大韓航空機を“個人用宅配便”に?=韓国ネットも驚き

Record China    2018年4月19日(木) 18時20分

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19日、韓国メディアによると、韓進グループオーナー一家が海外で購入した物品を税関も通さず持ち込んでいるとの疑惑をめぐり、実際に物品を運搬した乗務員らから「航空機を事実上『個人の宅配便』として使用していた」との証言が出た。写真は大韓航空機。

2018年4月19日、韓国・JTBCによると、韓進グループオーナー一家が海外で購入した物品を税関も通さず持ち込んでいるとの疑惑をめぐり、実際に物品を運搬した乗務員らから「航空機を事実上『個人の宅配便』として使用していた」との証言が出た。

記事によると、乗務員らの間でオーナー一家の貨物は「パーサーケア」と呼ばれており、これは「事務長が責任を持って管理しなければならない重要な物品」を意味するという。記事は「本来その対象は緊急の文書や重要な装備品だが、大韓航空では主にオーナー一家の個人の物品を指す用語として使われていた」と伝えている。乗務員らは「オーナー一家の物品は高級ケースに入れ、機内の冷蔵庫や服を保管する空間に置いていた」と明かした。さらに割れ物は乗務員が膝の上に乗せて管理。飛行機が空港に到着すると、待機していた職員がすぐに物品を運び出していたという。

物品の中身は多種多様で、チョ・ヤンホ会長の妻イ・ミョンヒさんの帽子やフランスのお菓子、さらには日本で作られた寿司まであったとのこと。

海外の果物を運ぶこともあったが、公式通路を通らず検疫を受けていないとの証言も出ているという。これに対し、大韓航空は「事実関係は確認できない」との立場を示しているという。

同一家をめぐっては、12日にチョ会長の次女チョ・ヒョンミン大韓航空専務が広告代理店の職員に向かって暴言を吐き、水の入ったコップを投げていたことが明らになった。14年12月には長女のチョ・ヒョナ元大韓航空副社長が、同社客室乗務員のナッツの出し方を問題視して旅客機を搭乗ゲートに引き返させ、事務長を強制的に降ろした事件が物議を醸していた。

これについて、韓国のネットユーザーからは「寿司が食べたくなったら客室乗務員を使ってすぐに日本から空輸?大統領でもそんなことできない。パワハラのレベルが違う」「大統領より地位が上。彼らに怖いものはない」「大韓航空は韓進宅配だった…」など驚きの声が上がっている。

また「麻薬を運び込んでもばれないということ」「事実上の密輸では?」「税関はただの飾り?」「金塊がたくさん運び込まれたのだろう」などと指摘する声も。

その他「今日から韓進系列の不買運動を始める」との声も寄せられており、同一家をめぐる波紋はさらに広がっている。(翻訳・編集/堂本

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