Record China 2012年3月8日(木) 17時8分
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6日、「日本式管理は我々が学ぶべき模範なのか?」と題した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は3日、上海で開催された「2012日本商品直送IN中国」。
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2012年3月6日、「日本式管理は我々が学ぶべき模範なのか?」と題した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。作者は評論サイト・東方管理評論の特約解説員、党向陽(ダン・シアンヤン)氏。以下はその概要。
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金融危機が世界を席巻する中、唯一の勝ち組である中国がついに日本を追い越し、世界第2の経済大国の座に登りつめた。すると、途端に多くの中国企業が勝ち誇った顔で意気揚々と世界を目指すようになった。
だが、我々が世界に発信しているものは何か?先進的な管理理念、技術、価値観?それとも、誰もが欲しがるような製品?冷静になって考えてみよう。我々はまだ社会に出たばかりの青二才。OEM(委託生産)基地の域を出ていない。
では、どうすれば知的財産権を大量に所有する「創造基地」へと生まれ変わることができるのか?そのためには、理念と思想の改革が必要だ。だが、むやみに金をかけて動けばよいというものでもない。効果が出なければ意味がないのだから。
中国は今まで、土地の広さや人口の多さという利点にあぐらをかき、「大ざっぱ」「パクリ」「一足飛び」をモットーに外見ばかりを取り繕った実用性の薄い「メイド・イン・チャイナ」を大量生産してきた。目先のことしか考えず、水や空気も汚すだけ汚してきた。だが、中国企業はこうした“伝統”と決別しなければ、持続可能な発展はありえない。
我々には近くに「日本」という良い先生がいるではないか。四方を海に囲まれ、資源も人口も少なく、常に地震や津波の恐怖を抱えている。そんな彼らがなぜ、あのような奇跡を成し得たのか?筆者はソフトウェア企業で多くの日本企業や日本人と接してきた。彼らの徹底したプロ意識と品質に対するこだわりには頭が下がる。
「カイゼン」「5S活動」「不良品防止対策」「生産管理」「時間管理」―。数え上げればきりがないほど、日本人は様々なルールを策定し、全員がこれに従って作業を進める。「細かすぎて面倒だ」と思う時もあったが、出来上がった製品を見て、自らのいい加減さを反省した。
中国人の仕事中の口癖は「そんなもんでしょ」「大体OK」。日本の顧客に「こんなごみのような製品を作るのは中国人だけだ」と怒られたこともあったが、我々はこうした言葉をありがたい叱咤激励だと受け止め、彼らの精神に学ぶべきだろう。(翻訳・編集/NN)
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