2018年4月21日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル（中国語電子版）によると、米商務省が20日、中国通信機器大手の中興通訊（ZTE）と米国企業の取引を7年間禁止する措置を発表したことについて、習近平（シー・ジンピン）国家主席は談話を発表し「核心技術は国にとって重要な武器である」と述べた。

新華社によると、習主席は20日から2日間の日程で北京で開かれた「全国インターネット安全情報工作会議」に出席。科学技術分野における「核心技術」の重要性について強調した。習主席は昨年10月に開かれた第18回共産党大会以降、たびたび核心技術について触れている。

今回は産業の体系的な建設、技術・産業・政策による相乗効果の重要性も主張。規律を守り、体系的に技術のレベルを引き上げ、優先順位を決め、重要な分野に力を入れることを呼びかけた。（翻訳・編集/大宮）