「子どもを産む権利の売買認可」「道徳公文書を策定せよ」不思議提案が続々登場―中国

Record China    2012年3月9日(金) 11時29分

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7日、米誌ニューヨーカーはこのほど、中国の「両会」について取り上げた。「子どもを産む権利の売買」や「道徳公文書」など、中国ならではの不思議な提案が続々登場している。写真は両会。

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2012年3月7日、米誌ニューヨーカーはこのほど、中国の「両会」(全国人民代表大会、全国政治協商会議の総称。日本の国会に相当)について取り上げた。中国ならではの不思議な提案が続々登場している。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトが伝えた。

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4日、全国政治協商会議の林嘉[馬來](リン・ジアライ)委員は、「マオタイ酒の公費消費禁止に関する提案」を提出。中国では官僚の公費飲食、宴会が問題となっているが、超高級酒であるマオタイ酒の購入を禁止するべきと訴えた。しかしマオタイ酒以外にも名酒はあるだけに意味がないのではと疑問の声も。

李鵬(リー・ポン)元総理の娘、李小琳(リー・シャオリン)委員は「道徳公文書」策定を提出。ある人間が道徳にもとる行為をした場合、その記録を公文書に残すというもので、モラルのない行為をしないよう人々を制約することを目的としている。

李興浩(リー・シンハオ)全国人民代表大会代表は、一人っ子政策の修正案を披露している。現在では夫婦がともに一人っ子の場合など、一定の条件を満たせば2人目の出産が認可されているが、経済的困窮者に限り2人目出産の権利を富裕層に売却できるようにするというもの。貧困者を助ける社会保障代わりになると主張している。(翻訳・編集/KT)

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