Record China 2012年3月9日(金) 15時29分
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8日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)代表の徐洪猛・中国人民解放軍海軍副司令官が、中国初の空母ワリャーグが年内に就役する計画があることを明らかにした。写真は1日、大連港に停泊中のワリャーグ。
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2012年3月8日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)代表の徐洪猛(シュー・ホンモン)中国人民解放軍海軍副司令官が、中国初の空母ワリャーグが年内に就役する計画があることを明らかにした。法制晩報が伝えた。
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北京の人民大会堂で開かれた第2次全体会議に出席した徐副司令官が同紙の取材に対し、「空母の試験航行は非常に順調」とした上で、「年内に就役する計画がある」と述べた。現在、大連港に停泊中のワリャーグには艦載機に似た実物大の模型が置かれていることが確認されている。英軍事誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー(電子版)は、この中には中国国産の戦闘機「J−15(殲−15)」と早期警戒機「Z−8(昌河直−8)」ヘリコプターの模型機が含まれていると報じている。
また、全人代代表の曹東沈(ツァオ・ドンシェン)元海軍試験基地司令官は「わが国の空母はまだ初歩的な段階。現代の戦争は空母1隻では戦えない」、同代表の徐小岩(シュー・シャオイエン)海軍中将は「わが国は空母1隻では足りない。3〜4隻は必要だ」との見方を示している。
中国初の空母ワリャーグは昨年8月に初の試験航行を成功させた後、これまでに3度の試験航行を行っている。中国国防部の報道官によると、空母の主な用途は科学研究と訓練だという。(翻訳・編集/NN)
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