北朝鮮人労働者400人が中国企業のクウェート建設現場で働く―仕事ぶりは真面目で好評

Record China    2012年3月10日(土) 8時33分

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中東クウェートの砂漠で中国企業が北朝鮮人労働者約400人を雇い、別荘1475棟や公共施設99棟の建設を含む一大プロジェクトを進めている。写真は山東省日照市の建設現場。

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2012年3月9日、中国紙・長江日報によると、中東クウェートの砂漠で中国企業が北朝鮮人労働者約400人を雇い、別荘1475棟や公共施設99棟の建設を含む一大プロジェクトを進めている。

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プロジェクトの責任者、李鋼(リー・ガン)氏によると、北朝鮮人労働者を雇い始めて1年。「中国人労働者が4〜6人で1日かかる仕事を、北朝鮮人労働者は2人で終わらせてしまう。残業を無理にさせる必要もない。仕事が終わらなければ、誰も現場を離れない」と絶賛する。

クウェートでは約1000人の北朝鮮人労働者が働いているという。1人当たりの日当も100元(約1300円)で、中国人労働者の3分の1程度。仕事ぶりも真面目で協調性もある。遅刻をする人は1人もなく、納期が遅れる心配もない。現場監督が英語を話せるので意思の疎通も問題ない。

ボーナスは現金より、豚肉や牛肉、野菜、果物など現物支給した方が喜ばれる。昨年12月に金正日(キム・ジョンイル)総書記が亡くなった時、北朝鮮労働者たちに食堂を開放したところ、全員がスーツに着替えて同総書記の写真の前で追悼したという。(翻訳・編集/NN)

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