日中合作映画「東京へ来たばかり」、“親日派”監督が日本人に感謝―北京市

Record China    2012年3月10日(土) 11時28分

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9日、日中合作映画「東京へ来たばかり」の予告フィルム発表会が北京市で行われ、ジャン・チンミン監督と俳優のチン・ハオが出席した。

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2012年3月9日、日中合作映画「東京へ来たばかり」(中国語題:初到東京)の予告フィルム発表会が北京市で行われ、ジャン・チンミン(蒋欽民)監督と俳優のチン・ハオ(秦昊)が出席した。鳳凰網が伝えた。

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中国で今月20日から上映の日中合作映画「東京へ来たばかり」。囲碁の天才とうたわれた男性が飛躍の場を求めて来日し、様々な苦労の中で成長していく姿を描いた。話題の南京映画「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」(原題:金陵十三釵)の若手俳優チン・ハオが主人公を演じ、日本で偶然知り合い、運命を変えていくきっかけになる中年女性役に倍賞美津子、中国で活動する日本人俳優の中泉英雄らが出演している。

同作の構想を20年間も温め続けて来たジャン監督。昨年3月に発生した東日本大震災の影響で、クランクインが大幅にずれ込んだが、多くの日本人の声援と努力に支えられて完成にこぎ着けたという。このほど著名映画評論家から「親日派」と名指しで批判された監督だが、これについて、「日本に留学経験もあるから、自分の作品にはそういうカラーがあるのだろう。しかし、そういう声に反論する気は全くない。自分は日中両国の文化交流に尽力したい」と話した。

映画では、ほぼ全編を日本語でのせりふに挑戦したチン・ハオ。倍賞美津子との共演は、1人の役者として得難い経験になったという。これまで泣くシーンが苦手だったが、倍賞を相手にした涙の演技は、「感情が抑えられなくなった初めての経験」だった。映画で彼が号泣する場面は演技ではなく、自分の真の感情があふれ出たものだという。(翻訳・編集/Mathilda

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