2012年3月8日、香港紙・明報は記事「両会代表：CCTVの取材には行列、香港メディアを見ると逃げ出す」を掲載した。

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現在、北京では「両会」（全国人民代表大会、全国政治協商会議の総称。日本の国会に相当）が開催されている。中国内外のメディアが取材に押し寄せているが、海外メディアはもちろんのこと、香港メディアですら取材は容易ではないという。

全国人民代表大会代表は中国中央電視台（CCTV）の取材には大喜びで応じ、リップサービスも交える大サービス。時には前の取材が終わるまで列を作って待ってくれるほどだという。

一方、厳しい質問をぶつけることもある香港メディアには渋い対応。「香港、マカオ」という腕章を見ると逃げ出す代表も少なくないという。先日、明報記者はCCTVの取材に笑顔で答える軍関係者を発見。近寄って行くと、笑顔は消え「まずは取材許可をもらいなさい」と取り付く島もなかった。（翻訳・編集/KT）