米国の大気汚染物質、20%はアジアの自動車排ガスなどに由来―米研究者

Record China    2012年3月12日(月) 9時4分

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7日、米国の主要大気汚染物質のうち20%はアジアの自動車排気ガスに由来することが明らかになった。写真は江蘇省南京市の渋滞。

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2012年3月7日、中国大手ポータルサイト・網易によると、米研究者が米国の主要大気汚染物質のうち20%はアジアの自動車排気ガスに由来すると発表した。

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2月に雑誌「ネイチャー」に掲載された論文によると、高解像度オゾン分析図で米国の主要大気汚染物質の発生源を調べた結果、20%がアジアの自動車排気ガスであることが明らかになった。大陸間の大気汚染問題は以前から指摘されていたことではあるが、すでに想像以上に深刻な問題になっている。

今後の大気汚染対策は現地の状況だけではなく、アジア由来の汚染物質に注意する必要があると研究チームは指摘している。経済成長が続くアジア、とりわけ中国では汚染物質の排出量がいまだに増加しており、国際基準を協議する必要もあるという。(翻訳・編集/KT)

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