Record China 2018年4月25日(水) 11時40分
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25日、財務次官のセクハラ発言が波紋を呼ぶ中、中国のネットユーザーの間では日本の「セクハラの基準」が話題になっている。資料写真。
2018年4月25日、財務次官のセクハラ発言が波紋を呼ぶ中、中国のネットユーザーの間では日本の「セクハラの基準」が話題になっている。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で日本の情報を発信しているメディアが22日、日本のテレビ番組やツイッター、SNSなどの投稿を紹介した。番組では、「女子力高いね」「今日もきれいだね」「足細いね」「スタイルいいね」といった発言もセクハラに該当する危険があると紹介された。また、SNSでも、キャラクター同士が抱き合っているスタンプを送るとセクハラに該当する可能性があるそうだ。
さらに、日本のあるネットユーザーは「おっさん」と「女性」それぞれが考えるセクハラの基準をまとめている。おっさんは「性的な発言をした」「彼氏がいるか聞いた」「不愉快な思いをさせた」となっているが、女性は「おっさんが話しかけてきた」「おっさんが不愉快」「おっさん」と、最終的には存在までもがセクハラと感じている、という内容だ。極端ではあるがどこか納得感もある。
この投稿に中国のネットユーザーは「ちょっとひどい」「心が痛む…存在が罪なんて」「おっさんにはつらい世の中だ」といったコメントや、「交際相手がいるか聞くだけでも駄目なの?」と驚く声が寄せられた。中国では近年、若者世代を中心に意識が変わってきているものの、日本と比べると会話の内容はオープンで、職場の同僚の結婚の世話を焼くことも珍しくはない。
この他、イケメン男性とそうではない男性がそれぞれ全く同じ構図で女性に話しかけているイラストを投稿するユーザーも。イケメン男性のイラストには「声を掛ける」、そうではない男性のイラストには「セクハラ」と記されており、ユーザーは「こういうこと?」と問い掛けている。これに対しては、「正解!」「結局はされた方が嫌と感じたらセクハラ」といった返信が寄せられている。
他には、「女から見ても、自意識過剰な女性はいる」という意見や、「(発言をする)時と場所、場面が重要なんじゃないか」「これ逆に、男性(の被害者)もこう感じてるかもしれないってことだよね」といった見方も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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