乳幼児栄養食品摂取で「くる病」に?=クレーム続出、関係機関が販売会社を調査―中国

Record China    2012年3月14日(水) 7時1分

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毎日経済新聞によると、中国の乳幼児栄養食品販売会社・金奇仕(Kingkeys)の製品が原因で乳児がくる病にかかり、製品の安全に対するクレームが続出している。写真は金奇仕の製品。

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2012年3月13日、毎日経済新聞によると、中国の乳幼児栄養食品販売会社・金奇仕(Kingkeys)の製品が原因で「くる病(ビタミンDの代謝障害によりカルシウムとリンの吸収が進まず、乳幼児の骨格に異常が起きる病気)」にかかるなど製品の安全に対するクレームが多発、関連機関が調査に乗り出している。

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製品と「くる病」の関係性について、同社は「製品に問題はないとし、乳児の生活環境に原因があるのではないか」と話している。

この騒ぎに同社製品を利用する多くの消費者は子供の身体検査を行った。その結果、リンの数値が高かったが、カルシウム量は正常だった。同社はこの結果に対しても、同社の製品にリンは含まれていないと話した。さらに、同社の製品は栄養補助食品であり、健康食品ではないと答えた。

同社は現在、中国全土29省100以上の都市で販売ネットワークを確立し、成長著しかったが、一連の騒動によって同社の販売に影響が出始めているという。

このほかに、同社の製品でノルウェー産とうたっているもの関しても「ニセ海外産」の疑いがかけられているが、これに対しても同社は否定した。

騒動の真偽について、すでに関連機関が調査を始めており、同社も引き続き調査を続けるという。(翻訳・編集/内山)

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