Record China 2012年3月15日(木) 0時27分
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韓国のクァク・ジェヨン監督が、中国映画「楊貴妃」の監督を降板した。写真は昨年10月、釜山国際映画祭で行われた映画「楊貴妃」の制作発表会。
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2012年3月12日、映画「猟奇的な彼女」や「ラブストーリー」、「僕の彼女を紹介します」などで知られる韓国のクァク・ジェヨン監督が、中国映画「楊貴妃」の監督を降板した。シンガポール紙・聯合早報の報道。
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原因は、主演兼出資者でもある中国人女優ファン・ビンビン(范冰冰)との確執だとされる。“中国最高美女”とも呼ばれるファンが監督の指示した演出を認めず、たびたび変更を要求したほか、すでに撮影されたシーンのカットや別シーンの追加を求めるなどしたため、クァク監督が「これではどちらが監督かわからない」と激怒、ついに降板してしまったという。日本から出演する小栗旬のシーンも大幅にカットされたほか、楊貴妃の初恋の相手役を演じる韓国人俳優オン・ジュワンにいたっては、全シーンがカットになったという。
クァク監督はこれについて、助手を通じてコメントを発表。「今はまだ腹が立っている状態。多くを話したくない」としつつも、ファン・ビンビンへの不満と中国の映画システムへの失望を漏らしている。後任は近日発表される予定だが、中国のティエン・ジュアンジュアン(田壮壮)監督がすでに現場入りし、引き継ぎを進めているとの情報も伝えられている。
ティエン監督は、チェン・カイコー(陳凱歌)監督やチャン・イーモウ(張芸謀)監督などとともに第5世代監督と呼ばれる中国映画界の巨匠。2009年にはオダギリジョーを主演に「ウォーリアー&ウルフ(狼災記)」を撮影している。(翻訳・編集/岡田)
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