2018年4月27日、ジャッキー・チェン（成龍）の娘エッタ・ン（呉卓林）さんの奇行が香港で連日話題になっているが、今度は恋人女性と一緒に撮った映像が動画共有サイトに登場。この中でエッタさんは自分たちの窮状を訴えている。中国時報が伝えた。

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ジャッキー・チェンと女優エレイン・ン（呉綺莉）の娘、エッタさんは99年生まれで現在18歳。ずっと母子家庭で育ってきたエッタさんだが、最初のトラブルが報じられたのは、家出騒ぎを起こした15年春のこと。続いて昨年も家出したのち自殺未遂の疑いまで報じられたが、直後にエッタさんはSNS上で同性愛者であることを公開し、カナダ人女性との同居を開始。最近では、娘と連絡がつかなくなったことでエレイン・ンが捜索願を出していたこと明るみになったり、カナダのスーパーマーケットで従業員に助けを求める姿を撮った動画が出回ったりと、エッタさんの話題が香港で連日報道されている。

27日、エッタさんが恋人女性と一緒に撮った映像が、動画共有サイトのYouTubeに登場。動画の冒頭でエッタさんは、「私はジャッキー・チェンの娘」と名乗っており、父親の名前を公に口にしたのはこれが初めてとのこととなった。

エッタさんがすべて英語で語るこの動画の主な内容は、「誰も助けてくれず、帰る家もない」と自分たちの窮状を訴えるもの。エッタさんによると、これまで警察などの公共機関、LGBTQを援助する団体やフードバンクなど、あらゆる場所に救助を求めたが、相手にされなかったとのこと。また、救助された場合は恋人女性と離れ離れになるため、「どうして愛し合う2人を引き裂くのか」と、追い詰められている状況を口にしている。

この動画について、母親のエレイン・ンは香港メディアに対し、相手のカナダ人女性への怒りをあらわにしている。「30歳にもなる成人女性がなぜ働かないのか？」と語っているが、この意見には多くのネットユーザーが同調。「いい年をして未成年の子を振り回し、金づるにしている」「ジャッキーの娘だから食らいついて離さないんだろう」「この動画の公開も、ジャッキーの娘を名乗ることも、この女性の指示だと思う」「完全にマインドコントロールされている」などといった声が寄せられている。（翻訳・編集/Mathilda）