<ビックリ中国事情>給料はキロで計算?デカバックは必備品!

Record China    2012年3月16日(金) 14時20分

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14日、「うちの会社は毎月、給料を束とキロで測って支払うから、いつも重いよ!」と河南省商丘市の公衆交通有限会社の張維峰副社長が冗談のように言った。

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2012年3月14日、「うちの会社は毎月、給料を束とキロで測って支払うから、いつも重いよ!」と河南省商丘市の公衆交通有限会社の張維峰(ジャン・ウェイフォン)副社長が冗談のように言った。国際オンラインネットが伝えた。

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現金払いの商丘市の公衆交通有限会社では、毎月給料日になると机から床まで、山ほどの札束や包装した硬貨で財務課がいっぱいになる。社員たちはいつも行列をつくり「札束何個と6キロ以上のコイン」を給料としてもらう。「重さで払う給料?どれだけもらってるの?」と多くのユーザーが驚いたが、それは訳があった。

張副社長によると、この会社はバス運営会社で、2000年からワンマン運転になり、運転士が運賃を受け取る

ようになった。だが、定期券のようなバスカードよりも現金で運賃を払う客が圧倒的に多いという。そのため、会社に入ってくるお金は1元(約13円)のお札とコインばかり。銀行でも大量の小銭は両替ができず、12年間ずっと小銭で給料を払うことになり、1000元(約1万3000円)のコインは6.25キロに相当するという。

一方、ワンマン運転のため、お金のチェックも甘くなり、ゲーム用のコイン、破れた紙幣などが混ざり込んで毎年数十万元の損失が出ているという。そのため、会社側では乗客にバスカードの利用を、銀行側にも両替を要望しているという。(翻訳・編集/kurenai)

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