気候変動が大規模な「環境移民」を生み出す、海水面上昇などのリスク―アジア開発銀行

Record China    2012年3月18日(日) 8時37分

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14日、アジア開発銀行は報告書を発表。将来的に大規模な「環境移民」が出現する可能性があると警告した。特に東南アジアでは人口の3分の1が高リスク地域に住んでいるという。写真は11年10月、広西チワン族自治区の洪水。

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2012年3月14日、アジア開発銀行は報告書を発表。将来的に大規模な「環境移民」が出現する可能性があると警告した。15日、網易が伝えた。

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2010、11年の2年間、アジア太平洋地域では4200万人が天災の影響で故郷を離れた。今後の気候変動がさらに大規模な「環境移民」を生み出す可能性がある。海水面の上昇、陸地の浸食、洪水などの被害が懸念されるが、特に東南アジア諸国では、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムなどの人口の3分の1が高リスク地域に住んでいる。

気候変動は海水面の上昇だけではなく、降雨パターンの変化、季節風の乱れ、強力な台風の発生など生存環境を悪化させるさまざまな天災をもたらす可能性があるという。(翻訳・編集/KT)

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