薄煕来更迭の余波を警戒=支持者のデモ恐れ重慶市は武装警察を増派―中国

Record China    2012年3月18日(日) 15時55分

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薄煕来・重慶市委書記の更迭が注目を集めている。支持者のデモのうわさもあり、重慶市をはじめ各地で警備が強化された。また大手左派系サイトが閉鎖されるなどの動きも見られる。写真は3月11日、天安門広場の警備。

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2012年3月、薄煕来(ボー・シーライ)重慶市委書記の更迭が注目を集めている。

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左派の人気が高かった薄煕来氏。支援のデモを呼びかける動きがあっただけに更迭後の動向が注目されていた。16日付星洲日報によると、烏有之郷など左派系サイトが閉鎖された。さらに重慶市に武装警察が増派されたほか、北京市、上海市、杭州市、深セン市などでも警備が強化されているという。現在までにデモなどの動きは報じられていない。

「香港人は犬畜生」などの問題発言で知られる北京大学の孔慶東(コン・ジンドン)教授は、薄煕来支持で知られる左派。ネット番組「孔慶東有話説」で、薄氏更迭を取り上げ、「マフィア・汚職官僚撲滅の英雄に対する仕打ちは、公開の反革命政変ではないか」と強く批判。人々に薄氏を支持するよう訴えた。民意の扇動として処罰される可能性もあるのではと注目されている。北米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。(翻訳・編集/KT)

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