香港市民9割が外出で公共交通機関を利用、利用率世界No1―香港

Record China    2012年3月18日(日) 18時2分

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17日、香港市民の9割が外出の際、公共交通機関を利用していることが判明。その利用率は世界No1だという。

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2012年3月17日、香港運輸署の最新データによると、香港市民の約9割が外出の際に公共交通機関を利用しており、その利用率は世界一の高さだという。広州日報(電子版)が伝えた。

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10年末のデータでは、公共交通機関利用者数は1日平均約1160万人。そのうち地下鉄やライト・レイルウェイ(軽鉄)、エアポート・エクスプレス(機場快速)などを含む鉄道機関の利用者が約36%を占めている。香港トラム(電車)の1日平均利用者数は22万6800人。その他の陸上交通機関はバス、ミニバス、マキシキャブ、タクシー、地域住民専用バスなどがあり、これらの乗客数合計は公共交通機関全体の60%を占めた。なかでもバスは香港市民にとって最も身近な交通手段であり、1日平均の輸送乗客数は全公共交通機関の32%を占めるほどだ。

11年12月だけをみても、1日平均約1200万人の市民が公共交通機関を利用している。香港の鉄道網は非常に発達しており、時間通りに目的地に到着するためには「地下鉄を利用するのが最適だ」と市民。運営する香港鉄路有限公司(MTR)の筆頭株主は香港政府だ。公共バスはバス会社3社によって運営されているが、バス料金の設定には香港政府の許可が必要。またバス会社の取締役には政府代表の参加が義務付けられており、バス会社の経営状況や財政状況を政府が掌握できるシステムになっている。(翻訳・編集/本郷)

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