2018年5月1日、新浪新聞の微博アカウント・微天下は、大阪府にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）にあるジェットコースターが緊急停止し、乗客が最長で約2時間取り残されるトラブルが発生したことを報じた。

1日午後にUSJのジェットコースター「ザ・フライング・ダイナソー」がシステム故障により2両が緊急停止し、うち1両は高さ20〜30メートルの場所で宙づり状態に。乗客64人は約2時間後に全員救助されて負傷者はいなかった。乗客らは口々に「とても怖かった、足が震えている」と語ったという。

中国のネットユーザーは「これはスリルがあり過ぎる」「恐ろしい。みんな無事でよかった」「2時間も宙づりで大丈夫だったのか？」「中国で昔起きた事件よりはましだと思う」「もう一生分のジェットコースターに乗った感じだろうな」といった感想が寄せられた。

また、中国人観光客にも人気のテーマパークということで、このアトラクションに乗ったユーザーも少なからずいたようで、「昨日乗ったけど、早い時間だったから当事者にならずに済んだ」「乗ったのが何日か前でよかった」といった感想も見られた。中には「やっぱり大人しく家でスマホをいじるのが一番安全」との声も。これには「スマホだって爆発するぞ」と茶化すユーザーもいた。

2016年3月にオープンしたこのアトラクションは、同年11月に持ち込みが禁止されているスマートフォンを携帯していた乗客がいたことで緊急停止したほか、昨年8月にも立入禁止エリア内に子どもが入ったために緊急停止し、乗客約30人が最大30分間うつぶせで宙づり状態になるトラブルが発生している。一部の微博ユーザーからは「このアトラクション、しょっちゅうトラブルが起きるよな」との声も出ている。（翻訳・編集/川尻）