2012年3月16日、米国でブラジルからの観光客が急増している。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

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統計によると、2010年にブラジルからの観光客が米国で消費した額は世界最多の1人あたり平均5400ドル（約44万8000円）。2位の日本の同1100ドル（約9万1000円）を大きく引き離した。この流れに勢いをつけたのが、今年1月にオバマ大統領が発表した観光振興策。中国とブラジルの観光客のビザ手続きを簡略し、ビザ発給枠を40％増やすようにするというもの。

2010年に米国がブラジル人観光客に発給したビザ件数は約54万7000件。米国の在ブラジル大使館によると、2011年はこれが100万件を超える見込み。購買意欲も旺盛で、AP通信はその様子を「ショッピングセンターでカートの中に商品が入りきらなくなるまで買い物を続ける」と報じている。（翻訳・編集/NN）