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19日、台湾・聯合報は「中国当局が退職した台湾の元情報調査員を狙い、旅行やビジネスを理由に中国へ誘い出し、軟禁して軍事機密情報を聞き出している」と伝えた。写真は台湾の対岸・中国福建省アモイ市に掲げられたスローガン「一国二制度、中国統一」。
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2012年3月17日、台湾・聯合報は「中国当局が退職した台湾の元情報調査員を狙い、旅行やビジネスを理由に中国へ誘い出し、軟禁して軍事機密情報を聞き出している」と伝えた。台湾側によると、これまでに少なくとも3人が被害に遭ったとみられる。中国台湾網が報じた。
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被害に遭った元情報調査員・董建南(ドン・ジエンナン)氏は、在職中は台湾当局の「中台情勢研究所」に勤務。政治や経済など幅広い分野での情報収集にあたり、3〜4年前に定年退職した。中国側の接触が始まったのは2009年。旅行やビジネス目的で中国に呼び出され、到着後は中国当局者が片時も離れず同行。ホテルに軟禁され、知っている軍事機密を話すよう迫られたという。
台湾当局によると、これまでに少なくとも3人が誘い出されたとみられるが、今後の調査でさらに増えそうだという。(翻訳・編集/AA)
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