中国の旅行社、ASEAN各国との観光市場に照準―シンガポール紙

Record China    2012年3月21日(水) 10時33分

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19日、中国の観光業者が中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)相互の観光市場の開拓を目指している。写真は広西チワン族自治区陽朔県の観光地。

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2012年3月19日、中国の観光業者が中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)相互の観光市場の開拓を目指している。中国各省市の旅行社約50社で組織された視察団が18日、ベトナムを訪れ、観光ルートを視察した。シンガポールの華字紙・聯合早報が伝えた。

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広西チワン族自治区の観光業界の統計によると、同自治区が2011年に受け入れた観光客は延べ1億6000万人で、観光収入が初めて1000億元(約1兆3000億円)の大台を突破した。そのうち、特に人気が高かったのは、国境周辺の秘境探検ツアーや北部湾越境レジャーツアーなどのルートだった。ASEAN諸国からは前年比31.65%増の延べ84万9400人の観光客が訪れており、外国人観光客の約50%を占めるまでに至っている。

日々便利になる越境のための交通ルートの発達も、中国とASEAN各国の観光市場発展を後押ししている。また、中断されていた同自治区北海市とベトナム・ハロン湾を結ぶ海上観光ルートが、今年上半期中に再開される予定になっている。関係者は今後2年以内にこのルートをベトナムの中部・南部都市まで延長し、3〜5年以内にはASEAN各国の沿岸主要都市にまで拡大する計画を描いている。(翻訳・編集/HA)

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