Record China 2012年3月23日(金) 15時37分
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23日、台湾の歌手ロジャー・ヤンが歌い、中台両地で“最も勇気づけられる”応援歌としてヒットした楽曲「我相信」が、日本の既存の楽曲の“丸パクリ”として問題となっている。
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2012年3月23日、台湾の歌手ロジャー・ヤン(楊培安)が歌い、中台両地で“最も勇気づけられる”応援歌としてヒットした楽曲「我相信」が、日本の既存の楽曲の“丸パクリ”として問題となっている。
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動画共有サイトや掲示板サイトで話題となっているこの曲の“元曲”は、日本のロックグループJ-WALKが1991年7月に発売して180万枚を売る大ヒットとなった「何も言えなくて…夏」。楽曲の長さも4分7秒と、“オリジナルに忠実に”なっており、メロディーラインもほとんどの部分が酷似している。ただ、相違点を挙げるとすれば、サビの部分が若干異なる点と、歌手の声質がかなり違うために、醸し出しているムードが違うところか。ダイレクトに響くハイトーンボイスで、ロックテイストの強い作品になっている。
問題なのは、この楽曲が中国や台湾でもヒットしたことだ。もともとは2006年に発表されたものだが、2008年の金融危機の際に、“最も心が勇気づけられる曲”として広く受け入れられ、中国では多くの学校で応援歌として採用された。
歌っているのは台湾出身の歌手ロジャー・ヤン。1971年生まれで、2006年に35歳でデビューした遅咲きだが、3オクターブの声域を持つ歌声は“高音の神”“鉄肺王子”とのキャッチフレーズを呼び、評価されている。「我相信」はデビューアルバム「午夜両点的我」に収録され、当時は台湾ビールのCM曲にも使用された。
なお、“オリジナル版”作曲者のJ-WALK元ボーカル・中村耕一氏は2010年3月に覚せい剤取締法違反で逮捕。2011年3月にJ-WALKを脱退している。(翻訳・編集/愛玉)
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