Record China 2018年5月8日(火) 11時50分
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中国で開発中だとうわさされている「殲−17」ステルス戦闘爆撃機の機体と思われる写真が流出したと台湾メディアが報じた。写真は殲−31。
2018年5月7日、環球時報によると、中国で開発中だとうわさされている「殲−17(J−17)」ステルス戦闘爆撃機の機体と思われる写真が流出したと台湾メディアが報じた。
台湾の中時電子報によると、流出したきっかけは航空機メーカー・瀋陽飛機工業集団の社内向けパンフレット。開発コードネーム「鶻鷹」の殲−31(J−31)ステルス戦闘機の開発を記念して作成された「鶻鷹神話」というタイトルのパンフレットだという。
このパンフレットには、瀋陽飛機工業の上層部と開発グループが殲−31と殲−15(J−15)艦上戦闘機について中国政府指導者に説明しているシーンを収めた写真が掲載されているが、その背景に見慣れない機体が偶然写り込んでいた。記事は「これこそいまだ公表されていない新型戦闘爆撃機・殲−17ではないか」としている。
殲−17はロシアのSu−34戦闘爆撃機を土台に開発しているとされるが、流出した写真からは、コックピットはSu−34と同様の並列複座式に見えるものの、ノーズ形状はステルス性に優れたひし形デザインになっているなど相違点もあることが分かるという。
殲−17が土台にしているとされるSu−34はSu−27戦闘機を発展させたモデルで、Su−27の対空戦闘能力をそのままに対地攻撃能力を大幅に高めており、殲−17も強力な対地攻撃能力を持つ可能性があるという。(翻訳・編集/岡田)
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