学生結婚の解禁から7年、世間は批判的、でも大学当局側は冷静―中国紙

Record China    2012年3月27日(火) 11時0分

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25日、羊城晩報は中国の学生結婚の現状について報じた。世間はいまだに学生結婚に懐疑的なムードが強いが、現実は変わり始めているという。写真は12年3月、湖北大学で行われた女性大学院生の結婚式。院生寮が妻の実家代わりに飾り付けされた。

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2012年3月25日、羊城晩報は中国の学生結婚の現状について報じた。

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中国教育部が学生結婚を解禁したのは2005年9月1日のこと。まだ7年も経っていない。いまだに学生結婚に対して世間は批判的だ。学生は勉学に集中するべき、早すぎる結婚は離婚につながる、家を買う金も子どもを育てる準備もないではないか、との声が強い。

しかし実際に結婚した学生を訪ねてみると、いわゆる「できちゃった結婚」が多いとはいえ、電撃結婚は少ない。1年以上の交際期間を経ている人が多い。また学生結婚を選択する人は農村出身者が多いのも特徴だ。農村ではいまだに早く結婚するべきとの観念が強いためだという。また有名大学には学生結婚が少ないという傾向もある。

世間の雰囲気とは異なり、大学側は学生結婚を冷静に受け止めているようだ。広東省の大学ではほとんどが、学生結婚を制限しないとコメントしている。曁南大学では学生結婚、妊娠に関する規定も用意されている。学校の同意がなくとも結婚できること、女子学生が妊娠した場合は休学しなければならないことなどが明記されている。(翻訳・編集/KT)

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