中国の芸術品取引の規模、米国を抜いて世界1に―英メディア

Record China    2012年3月27日(火) 19時1分

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24日、11年の芸術品・骨董品の取引規模で中国が米国を抜いて世界一になったことが分かった。写真は南京博物院で行われた龍に関する美術展。

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2012年3月24日、欧州芸術基金会によると、11年の芸術品・骨董品の取引規模で中国が米国を抜いて世界一になった。BBCの報道をもとに環球時報が伝えた。

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11年の芸術品のオークション及び取引のデータによると、中国の取扱高は前年比7%増の608億ドル(約5兆円)で、市場の30%のシェアを占め世界一となった。2位は米国(同29%)、続いて英国(同22%)、フランス(同6%)だった。

この結果について、データをまとめたクレア・マカンドルー博士は「根本的で、重要な変化である」と称し、「拡大を続ける富裕層や投資をエネルギーとする中国の芸術品購入者が中国市場をこの地位へ押し上げた」と分析する。また、英紙・タイムズの首席芸術評論家ジョンストン氏は「中国がトップの座についたことは、世界経済の変化を反映している」と語った。

中国における芸術品市場の拡大を目の当たりにして、競売会社が続々と中国に支店機構を開設しているだけでなく、英国のコンテンポラリー・アーティストの中でも代表的な存在であるダミアン•ハーストなどをいち早く発掘した画廊「ホワイト・キューブ・ギャラリー」も今月、ロンドン以外で初めての画廊を香港に開設した。(翻訳・編集/HA)

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