Record China 2012年3月28日(水) 5時54分
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25日、ハフィントン・ポストはこのほど、「中国が世界を統治することになるのか?」と題した記事を掲載した。写真は11年10月、中国美術学院で行われたデザイン展。
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2012年3月25日、環球時報によると、米インターネット新聞のハフィントン・ポストが21日、「中国が世界を統治することになるのか?」と題した記事を掲載した。
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英エコノミスト誌と国際通貨基金(IMF)はいずれも10年以内に中国が米国を抜いて世界最大の経済体になると予測しているが、記事はそうした言説は中国経済の持続的な成長の潜在力を過大に伝えるものだとし、イノベーションを奨励する民主的な政治体制がなければ長期にわたる経済成長は望めないと指摘。中国は一定期間は成長を維持できるかもしれないが、一般市民の権利が制限されていることはすでに中国が長期的に繁栄するための主要な障害になっているとしている。
ノーベル経済学賞を受賞したポール・サミュエルソン氏は1961年にソ連の国民所得が1997年には米国を超えると予測。1980年にその予測を2012年に改めたが、ソ連は1970年代にはすでに工業化の潜在力を失っていたという前例がある。
中国とソ連の経済成長の類似性は多くの専門家が想像する以上だと記事は指摘し、中国は今後10年間は成長を維持できるかもしれないが、イノベーション力を制限するような政治体制の問題を解決できなければ、いずれ経済は衰退期に入り、長期的な繁栄はないだろうとしている。(翻訳・編集/岡田)
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