日本の民泊、時には腹立たしく思うことも―中国メディア

Record China    2018年5月9日(水) 22時50分

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9日、環球時報は、「民泊や小さな民宿での宿泊は現地の生活や文化をじかに感じられる点が最大の魅力だが、時には腹立たしく思うこともある」とし、記事の筆者の日本での体験を紹介している。資料写真。

2018年5月9日、環球時報は、「民泊や小さな民宿での宿泊は現地の生活や文化をじかに感じられる点が最大の魅力だが、時には腹立たしく思うこともある」とし、記事の筆者の日本での体験を紹介している。以下はその概要。

2016年3月、筆者が中国から桜を見に熊本県の阿蘇地方を訪れた際、宿泊したのは山間部の古い日本家屋だった。元は武家の家で、その子孫が老人ホームに入って空き家になった後、民泊施設に改装されたのだと聞いた。

山あいの自然あふれる環境や静けさ、歴史を感じさせる建物は申し分なかったが、寝具はあまり清潔ではなく、シーツはあったが布団カバーはなかった。朝食がついていたが、ゆで卵とハーフサイズのトーストに牛乳と非常に簡素な内容。部屋にはミカンも用意されていたが、半分は傷んでカビが生えていた。

浴室は家庭サイズのため順番に湯船に入ることになるのは仕方ないが、その日はちょうど寒く入浴はつらかった。また、トイレも古びた設備だった。極めつけはバス停のトイレだった。集落を散策すると満開のツバキがすばらしかったが、歩いた先にあったバス停のトイレは日本で見た最も不衛生なトイレだった。

その後、紅葉を見に再び日本を訪れたが、前回の教訓を踏まえ、今回はシーツ持参で民泊施設を利用することにした。しかし、着いてみると、中国人が大家のその民泊は寝室のふすまが取り外され、トイレは一つしかなく異臭までするというひどいありさまだった。我慢できず急きょホテルに移る羽目になった。

民泊は一般的な日本での生活を味わえるのが魅力だが、設備が不十分なところもあり、必ずしもホテルより安いというわけでもない。しかし、サービスが行き届いているホテルも悪くないが、古い日本家屋に宿泊できるなど民泊にしかない魅力もある。口コミや写真を見るだけでなく、民泊への電話確認や現地のガイドに聞くなどしておくといいだろう。(翻訳・編集/岡田)

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