サンフランシスコで中国系の一家5人惨殺、ベトナム籍の男を逮捕―米国

Record China    2012年3月27日(火) 19時29分

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26日、米サンフランシスコで中国系の一家5人が殺害された事件で、同国の移民当局は、犯人は前科のあるベトナム籍の男だと発表した。写真はサンフランシスコ。

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2012年3月26日、米サンフランシスコで中国系の一家5人が殺害された事件で、同国の移民当局は、犯人は前科のあるベトナム籍の男だと発表した。中国新聞網が伝えた。

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事件が起きたのは23日未明。中国広東省からの移民、雷華舜(レイ・ホアシュン)さん(65)の一家5人が、ベトナム籍のBinh Thai Luc容疑者に殺害された。殺されたのはほかに、レイさんの妻(60)、娘(37)、息子(32)、息子の交際相手の女性(30)。容疑者とレイさんは顔見知りだった。

現地でも稀(まれ)にみる凶悪な殺人事件となった。遺体の損傷は激しく、それぞれ出入口付近、車庫、2階と1階に倒れていた。発見当時、捜査員が凶器や死因をすぐに特定できないほど凄惨な状況だったという。

容疑者は25日早朝、実弟とともに逮捕された。同容疑者は1996年に現地の中華レストランで強盗事件を起こし、1998年に刑務所に収監された。2006年に仮釈放され、強制送還が決まったが、ベトナム当局が引き取りを拒否したため、米国にとどまった。

殺害されたレイさんは広東省で数学を教える高校教師だった。渡米後はチャイナタウンの中華レストランに勤務、来年には定年を迎えるはずだった。(翻訳・編集/NN)

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