Record China 2012年3月31日(土) 8時1分
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29日、過去30年にわたってアンバランスな状態が続いている中国の出生人口性別比が初めて3年連続で改善されたが、依然として男性の方が10%も多い状態となっている。写真は広東省深セン市。
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2012年3月29日、人民日報(電子版)によると、中国国家人口・計画生育委員会は28日、過去30年にわたってアンバランスな状態が続いている中国の出生人口性別比が初めて3年連続で改善され、政府による一連の対策が効果を発揮したことを明らかにした。
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統計によれば、中国の出生人口性別比は(女性を100として)2009年の119.45から2010年に117.94に転じ、さらに2011年には117.78とわずかに改善。アンバランスな性別比が3年連続して改善されたのは、政府による「両非(違法な胎児の性別鑑定と違法な人工中絶)」根絶プロジェクトや「関愛女孩(女の子を思いやろう)」キャンペーンなどによる結果だと、同委員会の責任者はインタビューに答えた。
しかし、3年連続で改善されたとはいえ、中国の出生人口性別比は依然として警戒ラインを10ポイント余りも上回っている。男性が女性よりも10%多い状態が続いており、今後もアンバランスな状態を改善する継続的な取り組みが必要になる。(翻訳・編集/岡田)
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