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29日、二十四節気の「清明(せいめい)」を直前に控え、中国では年間最高級とされる緑茶のシーズンとなった。
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2012年3月29日、二十四節気の「清明(せいめい)」を直前に控え、中国では年間最高級とされる緑茶のシーズンとなった。チャイナフォトプレスの報道。
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実は、中国では最もよく飲まれているのが緑茶。日本で有名な烏龍茶などと比べ、茶葉の新鮮な味や香りが生かされた淡白なお茶だ。ただし、日本の緑茶とは少々製法が違い、日本の緑茶は茶葉を蒸して仕上げるが、中国の緑茶は釜炒りといって、軽い焙煎をかけて仕上げる。そのため、日本の緑茶は若々しい緑の香り、中国の緑茶は燻したような香ばしい香りがする。味は日本の緑茶より軽く、どちらかというと香り重視のお茶である。
清明(今年は4月4日)というのは、中国ではお墓参りを兼ねたピクニックをする日だが、この直前に摘まれたお茶は「明前茶」と呼ばれ、最も質のよい茶葉と評価されている。北京近郊の古刹・大覚寺では、収穫したての茶葉を釜炒りする作業に大忙しだ。間もなく清明の連休。多くの観光客がここを訪れ、今年の新茶を味わうことになる。(翻訳・編集/愛玉)
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