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モバイル決済は中国では急速に普及し、日常生活のあらゆる場面でなくてはならない支払い手段になっているが、日本ではほとんど普及していないと中国メディアが伝えた。
2018年9月17日、モバイル決済は中国人の間で急速に普及し、日常生活のあらゆる場面でなくてはならない支払い手段になっている。環球網が伝えた。
モバイル決済が普及することで偽札の問題は大幅に減り、紙幣の破損といった現金の損傷も減少するが、世界的に見ればまだまだ普及は進んでいない。
こと日本では現金やクレジットカードでの支払いが好まれる傾向は強い。モバイル決済には欠かせないQRコードは日本で開発されたにもかかわらず、モバイル決済そのものの導入はあまり進んでいない。日本と中国でなぜこれほどの違いが生じているのか。
記事は、日本ではプライバシー保護が重視されていることを理由の一つとして挙げている。ネットを閲覧すると、消費や行動に合わせた商品がバナー広告として表示されるが、モバイル決済を利用すると個人的な行動がいっそう追跡されやすくなる懸念がある。
また、クレジットカードがすでに広く利用できることも、モバイル決済の利用が進まない理由の一つだという。スマートフォンを取り出し、決済アプリを開き、スキャンし…という手間はクレジットカードにはなく、十分便利に使える環境が整っている。
モバイル決済の導入は将来的には確実な流れではあるが、セキュリティーやプライバシー保護の懸念がクリアされればいっそう普及が進むはずだと記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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